
法人営業部(配属予定)
元バスケ三重県選抜チーム副主将
鈴鹿高専卒
新卒二期生 / Shai
高専卒業後、大手飲料メーカーに入社。安定した環境で社会人としての一歩を踏み出すも、数か月で自らの成長に疑問を抱き、再び挑戦の道を選んだ。
勝負の世界で培ってきた向上心とハングリー精神を胸に、実力主義の環境を求めてPRESIへ。第二新卒生として、夢を本気で語れる仲間とともに、日本一を目指す挑戦が始まる。
安定ではなく、挑戦を選び続けたいと思った理由
「自分の可能性を、もっと広げたい。」
そう考えるようになったのは、社会に出てからだったという。2026年に第二新卒生としてPRESIに加わるShai(仮称)は、もともと特定の業界や職種に強いこだわりがあったわけではない。ただ一貫していたのは「高いレベルで挑戦したい」という思いだった。
鈴鹿高専では、一クラス40人ほどの中で、成績上位層が大手企業に挑戦するのが当たり前という空気があった。一方で、それ以外の学生は安定志向の進路を選ぶことが多く、学校側も就職率を重視する現実的な選択を勧めていた。
「自分は決して上位ではなかったからこそ“難しいんじゃないか”と言われることも多かった。でも、それが逆に悔しかったんです。」
否定された経験が、彼の中に反骨心を生んだ。だからこそ業界を限定せず、「大手に挑戦する」という一点に絞って就職活動に臨んだ。しかし、実際に社会に出てみて、彼はある違和感を覚えることになる。
バスケットボールが育てた、向上心の原点
その違和感の正体は、彼自身の価値観と深く結びついていた。小学4年生でバスケットボールを始め、身長に恵まれたことで早くから活躍の機会を得た。県代表にも選ばれたが、上のレベルに行くにつれ、自分が「身長だけの選手」であることを突きつけられる。
「周りはスキルが圧倒的に高かった。悔しくて、毎日スキル練習を続けました。」
中学では三重県選抜の副キャプテンとして、日本一を本気で目指す日々を送る。進路選択では、勉強かバスケかで迷ったが、「どちらも諦めない」という選択をした。鈴鹿高専を選んだのも、学力と競技の両方で高い目標を掲げられる環境だったからだ。女子バスケが全国優勝を果たしている一方、男子は全国大会から遠ざかっていた。だからこそ、自分が入って流れを変えたいと思った。
「高専でもキャプテンを任されて、ポイントガードとしてチームを引っ張っていました。」
努力すれば差は埋められる。高い目標を掲げ、仲間と本気で勝ちにいく。その感覚は、彼の中で当たり前のものになっていた。
仕事の中で感じた、埋まらない温度差
大手に入社してから、その価値観は揺さぶられる。
「周りの向上心と、自分の熱量に差を感じてしまったんです。」
安定した環境だからこそ、無理に背伸びをしなくても仕事は回る。その空気に、彼は少しずつ違和感を覚えていった。県で一位、日本で一位を目指してきた彼にとって、「チームで本気で勝ちにいく」感覚が共有できないことは想像以上に苦しかった。
「このままここにいたら、挑戦が好きな自分らしさを失ってしまう。そう感じました。」
自分を誤魔化し続けることはできない。その正直な感覚が、環境を変える決断へと繋がっていく。

再び、“日本一”を本気で語れる場所へ
実力主義の世界に身を置こうと考え、不動産業界に目を向け始めた頃、彼はPRESIと出会った。中学時代、三重県選抜で副キャプテンを務めていたShai。そのときのキャプテンが、現在PRESIで活躍するMichaelだった。
TikTokでMichaelの姿を目にした瞬間、胸を打たれたという。
「今もなお、日本一を目指して挑戦し続けている。その姿に、純粋に感銘を受けました。」
競技を離れてもなお、同じ目標を掲げ続ける姿。そこに、自分がかつて本気で追いかけていた感覚が重なった。公式サイトやSNSを追う中で、その直感は確信へと変わっていく。PRESIには、結果を出すことから逃げず、仲間とともに頂点を目指す文化がある。それこそが、彼がもう一度身を置きたいと感じたフィール ドだった。
社長の人間性に、覚悟が固まった瞬間
PRESIの面接は、これまで経験してきたものとは明らかに違っていた。
「正直、社長の存在感に圧倒されて、かなり緊張しました。」
ただ、その緊張は長くは続かなかった。石井社長は、年齢や立場に関係なく、一人の人間として真正面から向き合ってくれたという。
「評価されているというより、理解しようとしてもらっている感覚がありました。」
人を肩書きで判断せず、可能性に期待を寄せる。その姿勢に触れたことで、ここなら自分の意思で挑戦できると感じた。
「この人のもとでなら、本気で上を目指せると思いました。」
迷いが消えたというより、進む方向がはっきりと見えた。そう実感させられる面接だったという。
夢を語れるチームで、生きる実感を
PRESIのチームには、不思議なほど遠慮がない。JohnやMichaelをはじめ、誰もが自分の言葉で夢を語る。目標を口にすることを、気恥ずかしく感じる空気はない。むしろ「どこを目指すのか」「どうなりたいのか」を自然に共有できる文化が根付いている。
「昔、バスケで本気で日本一を語っていた感覚に近いですね。」
競技の世界では、同じ目標を掲げ、全員がそこに向かって努力するのが当たり前だった。PRESIにも、その感覚があるという。立場や年次に関係なく、それぞれが自分の意思で責任を持ち、同じ方向を向いている。同じベクトルを向いた仲間と過ごす時間は、想像以上に濃密だ。刺激を受けながら、自分自身も引き上げられていく。人として成長できているという実感が、日々の大きな原動力になっている。
20代は、馬力で突き抜ける間
今の彼にとって、給料や福利厚生は最優先事項ではない。
「将来、年収2000万、3000万を稼ぐ自信があるからこそ、今はとにかく仕事を覚えることに集中したいです。」
20代は、基盤をつくる時間だと考えている。目先の条件よりも、どれだけ成長できるか。その一点に、迷いはない。休日の多さや楽さを基準にするのではなく、どれだけ自分を追い込める環境かを選ぶ。その姿勢は、競技に打ち込んできた彼にとってごく自然なものだ。
「コートに立てば、先輩後輩は関係ない。仕事も同じだと思っています。」
結果を出した人が評価される。そのシンプルな世界で、自分の限界を決めずに突き抜けたいと語る。
就活生に知ってもらいたいこと
最後に、これから会社選びを迎える学生に向けて、彼はこう語る。
「大手か、ベンチャーかで迷う前に“自分は何をしたいのか”を一度、ちゃんと考えてほしいです。」
条件や世間体に引っ張られるのではなく、自分の向上心が活きる環境はどこなのか。それを見極めることが、社会人としての最初の大きな選択になる。
「やりたいことがはっきりすれば、進むべき道は自然と見えてくると思います。」
PRESIで、日本一を目指す。その覚悟を胸に、彼は今、新たなスタートラインに立っている。








