「義を見てせざるは勇なきなり」
石井が社員に最も求めるのは、スキルよりも「人としての在り方」だ。座右の銘にしているのは、孔子の『論語』にある「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉。人として行うべき正しいことだと知りながら、それを実行しないのは勇気がないからだ。つまり、成果以前に「人として正しい行動ができる勇気」が問われている。
「不動産業界はお金が大きく動く世界。だからこそ、人間性が伴っていなければ意味がありません。弱い立場の人を助け、強い相手に対しても正々堂々と向き合える。そういう人と一緒に働きたいですね。」
営業力や交渉力は入社してから磨ける。しかし“正義感”や“誠実さ”は土台がなければ育たない。PRESIが求める人材像は、この言葉に凝縮されている。
ブラックでもホワイトでもなく「合理」
世間一般でイメージされる不動産ベンチャーは「長時間労働」「根性論」「数字至上主義」。
一方で、いわゆる“ホワイト企業”は休日が多く、ゆと りはあるものの、挑戦心が削がれる場合もある。PRESIはそのどちらでもない。石井は「ブラックでもホワイトでもなく、“合理”で成果を出す会社」と語る。
「しっかり寝て、栄養を摂れ、健康管理を怠るな」——これは石井が必ず社員に伝える言葉だ。命を削って非効率に結果を出すのではなく、頭を使って効率的に成果を出す。効率の悪い働き方は徹底的に排除される。だらだら残業して形だけ働くよりも、適度に休息を取って心身をリフレッシュし、頭をフル回転させて勝負する。そのほうが圧倒的に結果につながるのだ。
成果と成長を両立できる環境
PRESIの魅力は「成果を追う」ことと「人として成長する」ことが両立できる点にある。営業で成果を出せば、20代後半で部長、30歳で執行役員や取締役の道も現実的に開ける。高い年収を得られるのも事実だ。だがそれは単なる金銭的成功では終わらない。案件を通じて顧客の人生に深く関わり、誠実な判断力を磨き、人間としても成長できる。
石井は「社員には仕事100ではなく、人生を豊かにするための仕事をしてほしい」と語る。
会社は社 員一人ひとりの人生の舞台であり、単なるキャリア形成の場ではない。挑戦を通じて人間性を磨き、人生そのものをより良くする。これがPRESIが社員に提供する最大の価値だ。
「この社長を信じてよかった」と思える会社に
石井が語る将来の夢は、日本一の不動産会社になること。しかしその夢の先に見据えているのは「社員から“PRESIに入ってよかった“、“社長を信じてよかった”と思ってもらえる会社」であることだ。
「成果を出すのはもちろん大事です。でも最終的には、社員がここに来てよかったと思えることがすべて。PRESIはそういう会社にしたいです。」
ベンチャーに飛び込むのは勇気がいる。周囲から「不安定ではないか」と心配されることもあるだろう。だが、石井は断言する。「誰よりも自分自身が、会社を安定させ、未来を守る責任を背負っています。安心して飛び込んできてほしいですね。」
PRESIは「ブラックでもホワイトでもない、合理と成果の会社」だ。社員には正義感と誠実さを求め、成果を出すために健康的に働いてもらう。そこで得られるのは高い報酬や昇進だけではなく、人間としての成長だ。
「義を見てせざるは勇なきなり」——石井社長の座右の銘は、PRESIの企業文化そのものを表している。この価値観に共感できる人にとって、PRESIは人生を豊かにする最高の環境となるだろう。







