若き社長が掲げた旗
創業から約10年。PRESIは今、新しい成長の局面を迎えている。旗を掲げるのは、1990年生まれの若き社長・石井。彼の口から迷いなく出てくる言葉は「不動産業界で日本一になる」という夢だ。石井は言う。
「普通に就職して“歯車の一部”として働くのではなく、歴史をつくる側に回ってほしい。業界で一番になることが、社員にとっても誇りになり、“ここに入って良かった”と思える会社になるんです。」
この夢は、単なる売上やシェアの数字だけを意味しない。社員一人ひとりが当事者として成長を実感し、顧客にとって最も信頼できる存在になり、社会に大いなる価値を残す——そのすべてを含んだ「日本一」なのだ。
数字で描く未来の地図
ベンチャー企業の夢は、時に“きれいごと”に見えることもある。しかし、PRESIの未来には具体的な数字が並んでいる。
「直近の目標は2030年に粗利100億円ですが、2026年に粗利5億円、2027年に粗利10億円 、2028年に20億円、2029年に40億円と、既に契約済みの案件だけで見込めています。さらに新しい社員の活躍によって数字が上積みされます。」
その先の目標として、2031年に売上500億円・経常75億円、2036年には売上5,000億円・経常625億円。最終的に、2045年に時価総額1兆円以上で東証プライム上場を目指す。石井は力強く語る。
「掲げている目標は挑戦的に見えるかもしれません。でも、これは単なる夢物語ではなく、PRESIの実績とポテンシャルに即した現実的なロードマップです。」
人でつくる未来「採用と育成」
成長を支えるのは人材だ。石井は「未来をつくるのは優秀な人」と繰り返す。実際、採用計画は緻密に描かれている。
27卒で社員12人、30卒で55人、33卒で145人、36卒で260人。毎年着実に新卒を迎え入れ、組織を厚くしていく。しかし「数合わせ」のための採用は一切しない。PRESIの目標は「日本一」であり、仕事の難易度も極めて高い。毎年数百倍以上の採用倍率を勝ち抜く優秀な人材でなければ、仕事を扱うことができないからだ。
営業だけでなく、バック オフィスにも優秀な人材も揃えていくことで、挑戦を支える盤石な基盤を築く。それが壮大な数字の裏付けとなる。
新卒に開かれたチャンス
大きな夢を描くのは社長一人ではない。そこに加わる新卒の存在が不可欠だ。石井は語る。
「新卒で入ってきた社員は、20代で管理職、30歳前後で役員を狙える道を本気で用意しています。入社が早いほど、重要な地位に就ける可能性は高まります。歯車ではなく、歴史をつくる側に回れるのは、向こう5年以内の新卒の方々です。」
挑戦の先に待っているのは、高い年収や地位だけではない。社会に誇れる仕事をし、自分の人生を豊かにすること。だからこそ石井は「社員が“PRESIに入ってよかった“、“社長を信じてよかった”と思える会社」を夢の中に重ねている。
PRESIが掲げる夢は、2030年に粗利100億円、2045年に時価総額1兆円以上で上場という壮大なビジョンだ。だがそれは、数字のためだけではなく、社員の成長、顧客の信頼、社会への貢献を含んだ「日本一」という旗印である。
「PRESIの夢は、社員と共に叶える夢。」
石井の言葉が示すように、その未来はまだ白紙のページが多く残されている。そこにどんな物語を書き足すかは、これから入社する仲間次第だ。
※本記事は2025年9月25日時点の内容です。









