
リテール営業部(配属予定)
元八王子学園バスケ部エース
明星大学2027年卒業予定
新卒二期生 / 北見
大学まで“バスケ一筋”で歩んできた彼が、次の成長ステージとしてPRESIを選んだ。
学生でありながら最前線に立ち、石井社長との面談で確信した「ここなら限界を超えられる」という手応え。新卒二期生として、覚悟を持って挑み続ける彼に、PRESIで描く成長と挑戦のリアルを聞いた。
もう一度、「日本一」を本気で追う舞台へ
就職活動にかけた期間は、わずか1か月ほどだった。決して急いでいたわけではない。ただ、自分の中で「ここだ」と思える場所に出会えた以上、迷い続ける理由がなかった。
「休みが多いかどうかは、正直あまり判断基準ではなかったですね。空いた時間に何をするかを考えるより、その時間そのものを成長に変えられる環境に身を置きたいと思っていました。」
20代という限られた時間を、どう使うのか。その問いに対して、彼は一貫して「前線に立ち続ける」という答えを出してきた。楽な道ではなく、負荷のかかる道。だが、その分だけ自分が変われると信じられる道だ。お金を稼ぐことも、成長することも、どちらか一方では意味がない。その両方に本気で向き合える場所を探した結果、選択肢は自然とPRESIに絞られていった。
バスケットボールに捧げた人生と、立ち止まるという経験
バスケットボールを始めたのは小学1年生。中学では全国大会ベスト16、高校ではインターハイ・ウインターカップともにベスト16。大学でも主力としてプレーし、プロの世界も現実的な進路として視野に入っていた。しかし、大学2年の秋。自主練習中の怪我が、彼の時間の流れを一度止めた。
「試合に出られなくなって、初めて立ち止まって考えました。今までの人生、自分はバスケしか見てこなかったなと。」
怪我がもたらしたのは、焦りだけではなかった。これまで目を向けてこなかった世界を、冷静に見つめ直す時間だった。競技レベルの向上、プロとして生きる現実、そして自分自身の将来。感情ではなく、事実としてそれらを受け止めるようになった。
「このまま進んで、本当に自分は納得できるのか。」
そう自問した末、彼は大学卒業を一区切りに、バスケットから離れる覚悟を固めた。逃げではなく、選択だった。だからこそ、残された学生生活を悔いなく使うためにも、早く次の舞台を決めたいという気持ちが強くなっていった。
「この人についていきたい」という確かな感覚
PRESIを選ぶ決定打となったのは、社長との面談だった。
「正直、どんな質問をされるのか相当身構えていました。でも実際に言われたのは、『好きなことを話していい。あなたの魅力を、自分の言葉で全部伝えてほしい』という一言だけでした。」
準備していた“正解”は、すべて意味をなさなかった。必要だったのは、取り繕った言葉ではなく、自分自身の想い。うまく言語化できなくても、焦る必要はなかった。会話の中で、社長は北見の考えを丁寧に拾い上げ、形にしていく。その姿勢に、彼は強い衝撃を受けたという。
「成功者特有のオーラがありました。でもそれは、運やセンスじゃない。努力を積み重ねてきた人にしか出ない空気だと、感覚的にわかりました。」
バスケットの世界で“本物”を見抜いてきたからこそ、その違いは明確だった。この人のもとでなら、もう一度、本気で高い場所を目指せる。面談が終わる頃には、進むべき道ははっきりと見えていた。
学生でありながら、会社の中枢に触れる日々
現在は、採用業務を中心にPRESIの仕事に携わっている北見。企業との打ち合わせへの同席など、学生という立場では考えられないほど、実践的な業務を任されている。
「正直、『ここまでやらせてもらっていいのか』と思うこともあります。でも、それだけ信頼してもらっているんだと感じますし、その期待には結果で応えたいと思っています。」
PRESIは、入社後にゆっくり育てる会社ではない。入る前から最前線に立たせ、実戦の中で鍛える。その厳しさとスピード感が、圧倒的な成長を生む。
「会社に入ってから学ぶ、ではなく、入る前から戦う。この環境だからこそ、他では得られない経験ができていると思います。」
自分が会社の一員として扱われている。その実感が、日々の姿勢を変えていった。
20代という時間を、どう使い切るか
北見の価値観は、極めて明確だ。
「20代は、いちばん働くべき世代だと思っています。体力も気力もある今、どれだけ経験を積めるかで、その後の人生は大きく変わると思います。」
大手企業という選択肢を否定するつもりはない。ただ彼にとって重要だったのは、「何年目でチャンスが来るか」ではなく、「最初から本気で勝負できるかどうか」だった。
「大手の名前で評価されるより、PRESIの北見として評価されたい。そのほうが、自分の実力と真正面から向き合えると思いました。」
楽な道ではない。だが、自分を誤魔化さずにいられる道だ。この環境に身を置いた今、その選択は日に日に確信へと変わっている。
日本一を目指すチームの一員として
バスケットでも、個人成績よりチームの勝利を重視してきた。PRESIでも、そのスタンスは変わらない。
「競技も規模も違いますけど、日本一を本気で目指すという点では同じです。簡単じゃないからこそ、やる意味があると思っています。」
少数精鋭の組織で、まずは結果にコミットする。その積み重ねが、自分自身を成長させ、やがて会社の未来を形づくっていく。20代という限られた時間を、最前線に投じる覚悟。
北見は今、新たなフィールドで、再び“本気の挑戦”を始めている。
【2025年12月|内定後・実務を経て】
PRESIに本格的に関わるようになって、北見の中で、確かな変化が起きている。それは、知識が増えたとか、作業に慣れたという単純な話ではない。
「会社を前に進める側として動いている」という実感が、日常の中に根を張り始めている。現在、彼が担っているのは27卒を対象とした採用領域だ。その業務は目先の採用にとどまらず、28卒・29卒を見据えた中長期的なスキーム構築まで及んでおり、PRESIの未来を担う一端を自ら担っている。
「まだ社員でもない自分が、ここまで踏み込んでいいのかと思うこともあります。でも、その分、責任も本気で感じています。」
打ち合わせを重ね、会社へ報告を行い、次の一手を考える。一つひとつは地味でも、そのすべてが会社の未来につながっているという感覚がある。学校、部活動、そしてPRESI。忙しさは増したが、迷いはない。
「正直、1週間が一瞬で終わります。それだけ中身が詰まっているんだと思います。」
早く決断したからこそ、立てたスタートライン
PRESIへの意思決定を早めたことについて、北見は今、はっきりとこう言う。
「早めに決めて、本当によかったです。」
29卒、30卒で入社しても、会社の中核を担うチャンスはある。それでも、この1年、2年の差がもたらす意味は決して小さくない。
「このタイミングで中に入れたからこそ、会社がどう成長していくのかを内側から見られている。これは後からでは絶対に得られない経験だと思います。」
今、成長軌道にあるPRESIにおいて、若手が育つかどうかは、会社の未来そのものを左右する。
「ここで自分たちが力をつければ、PRESIが失速するイメージは正直ないです。だからこそ、今の時間が大事なんです。」
“会社が伸びていく局面”に、当事者として立てていること。その事実が、北見の覚悟をさらに強くしている。
人を動かすのは、理屈よりも理解
現在、中学生のバスケットチームでコーチも務めている北見。その経験は、組織や仕事への向き合い方にも深く影響している。
「大学生なら理屈で伝わることも、中学生には通じない。技術以前に、その子の気持ちを理解できないと、人の上には立てないと痛感しました。」
誰に、どんな言葉を、どのタイミングで投げるのか。感情の波、性格の違い、納得感の有無。それらを無視して、良い組織はつくれない。
「叱るにしても、“人のためを思って言えているか”がすべてだと思っています。」
この感覚は、将来チームを率いる立場になったとき、必ず活きる。北見はそう確信している。
「自分の欲よりも、まず周囲を喜ばせたい。その結果として、自然と人がついてくる存在になれたら理想ですね。」
「ワーク」を全力でやり切る20代でいたい
ワークライフバランスという言葉に対して、北見の考えは明確だ。
「“ライフ”を先に充実させようとするより、“ワーク”を本気でやった結果として、ライフがついてくると思っています。」
20代は、体力も気力もある。だからこそ、仕事に没頭できる貴重な時期だと考えている。
「ベンチャーでがむしゃらに働く意味は、ちゃんとある。自分が頑張った分だけ、会社の成長として返ってくる。その実感があるから、踏ん張れるんだと思います。」
成果と手応えが直結する環境。それが、PRESIを選んだ理由の一つでもある。
信頼は、積み重ねた人間にしか宿らない
北見にとって「仕事」とは、信頼を積み上げていく行為だ。
「信頼って、すぐには手に入らない。でも、毎日の積み重ねは、必ず誰かが見ていると思っています。」
バスケットでも同じだった。派手なプレーより、地道な努力を続けてきた選手が、最後に信頼を勝ち取る。
「将来、人の上に立ちたいなら、実力と実績は絶対に必要。そのために20代を使い切る。それが自分にとっての最適解です。」
今は社長の実績に惹かれて人が集まっている。だが、これからは違う。
「これからは、一期生や二期生が結果を出して、『あの人たちがいるからPRESIに行きたい』と思われる存在にならないといけない。」
その一人になる覚悟は、すでにできている。
北見は今日も、走り続ける。会社の未来を“語る側”ではなく、つくる側として。








